症状から1つの病気の疑いがあります。

副鼻腔炎

小さいお子さまの場合には急性副鼻腔炎が多いのですが、繰り返すと慢性副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症(ちくのうしょう)になることもあるので、きちんと治療しましょう。

かぜなどをきっかけに、鼻の左右にある空洞(副鼻腔)にウィルスや細菌が入りこみ、炎症をおこします。

色の付いた鼻水がよくでる、鼻づまりがひどく口で息をするなどの症状が見られます。頭痛や肩こり、倦怠感など、鼻以外に症状が出るときもあります。

副鼻腔の中の細菌を減らすためには、鼻水をためないことが大切です。こまめに鼻をかませ、自分でかめない乳幼児の場合は吸引してあげて下さい。

アレルギー体質の場合、かぜのあとに副鼻腔炎をおこしやすいので、かぜを長引かせないように注意しましょう。