0〜1ヶ月

1〜2ヶ月

2〜3ヶ月

3〜4ヶ月

4〜5ヶ月

5〜6ヶ月

6〜7ヶ月

7〜8ヶ月

8〜9ヶ月

9〜10ヶ月

10〜11ヶ月

11〜12ヶ月

生後0〜1ヶ月

この頃の赤ちゃんは目も見え、耳も聞こえています。たくさん話しかけてあげましょう。

手をさわるとギュっと握ってくれます。

赤ちゃんは満腹感がまだわからないです。おなかがすいていなくても、口に触れるものを反射的に吸ってしまいます。ママも生後2週間はおっぱいの出は100%ではなく、いつあげていいのか困るかもしれませんが、泣いたらとにかくお乳を飲ませてあげましょう。飲みすぎかな?なんて気にしなくていいです。欲しがる時にあげている事で、しだいにその子の授乳のリズムができてくるでしょう。

赤ちゃんは1日の内3分の2は眠っています。2〜4時間ごとに起き、まだ、昼夜の区別がつきません。と言っても、いつ寝ているの?と言うくらい寝ない子、生きてるのかな?と言うくらいよく寝る子、起きてても泣かない子、とさまざまです。ママは大変だけど、この子はこうなんだと思って、赤ちゃんに付き合ってあげて下さい。

赤ちゃんは泣くことで意思表示しています。最初は何で泣いているのかわからないと、思います。でも、不思議とだんだん、なんで泣いているかわかるようになってきます。理由もなく泣いていて、ママも疲れている時は、しばらく泣かせておいても大丈夫です。

衣類は、大人より1枚多めで(3ヶ月目ぐらいまで)内臓がある胴体を冷やさない様にしてあげて下さい。

生後1〜2ヶ月

これまでぼんやりと見えてた目も、はっきりと見えてきます。ママやパパの顔やおもちゃを目で追う様になります。

音が出るおもちゃなどにも反応したり、声を掛けると、手足をバタバタ動かすなどとても活発に反応します。

表情も少しずつ豊かになってきてこちらの声に反応して笑ってくれたりもします。

寝ない赤ちゃん、ぐっすり寝る赤ちゃんと個人差がありますが、目覚めてる時間が増え、睡眠のリズムも整ってきます。

授乳のリズムも少しずつついてきて、2〜3時間あいたり、短時間で満足できるようになってきます。でも、楽になるのはもう少したってからです。

ウンチも1日数回だった子も1〜2日に1回ということもあります。ただし、1回量が少なかったり、硬いウンチのときは便秘気味です。何か対策を考えましょう。

そろそろ、散歩に出掛けてもいいでしょう。直接日光に当たるのはよくないので、夕方に散歩したり、日差しをしっかりシャットアウトする様にしましょう。

ママが医師からお風呂の許可が出たのなら、一緒にお風呂に入りましょう。長湯に気をつけて、手やガーゼで今までどおりやさしく洗ってあげましょう。

この頃になると里帰りから戻ったり、お世話してくれる人が帰ったり、いきなりやらなくてはいけないことが増えてきます。でもママの体調はまだ完全ではありません。手抜きして、休めるときはやすみましょう。

生後2〜3ヶ月

表情が豊かで、とても可愛い頃です。

この頃になるとママも心身ともに楽になるでしょう。

赤ちゃんも満足感がわかる様になってきます。今までより、短時間で飲んで、授乳間隔もあいてきます。ママはおっぱいも張らなくなり、出なくなってきたかな?と錯覚におちいりやすいです。でも、大丈夫。赤ちゃんの満腹中枢が発達してきたためです。ほしい量だけ飲みます。機嫌がよければ大丈夫です。また、この時期になると、夜中ぐっすり眠る子もいます。

あやすとよく笑います。

嬉しいという感情が芽生え、声を掛けると、笑って、声が出る時もあるかもしれませんよ。

また、「アー」とか「ブー」と言う言葉が飛び出すかも・・・

体全体に脂肪がつきがっちりしてきます。

ただし個人差があり、細身の子もおりさまざまです。ほかの子と比較しないようにしましょう

顔をもち上げるなど活発になってきます。

腹ばいにすると、顔を持ち上げたりキョロキョロしたりもします。ママがいる時に、腹ばいを練習してみましょう。腹ばいさせて、前におもちゃを置いたり、ママが話しかけたりすると喜びます。

ママの顔が見えなくなると、寂しく、不安になり、泣いたりします。そんな時は顔を見せて安心させてあげましょう。

生後3〜4ヶ月

首がすわり抱っこも楽になってきます。たて抱きにしても、首がグラグラしなくなります。 腹ばいにした時も、顔をしっかりあげることができるようになります。

首がすわれば、お出かけも楽になり、おんぶも心配なく出来る様になります。ただし、個人差があるので、4ヶ月の終わりぐらいに首がすわる子もいるので、あせらない様にして下さい。

体重が生まれたときのほぼ倍になります。これも、個人差があります。

肉づきがよくムチムチ?になります。

授乳のリズムがはっきりできてきます。大体3〜4時間ぐらい開くときが多くなります。夜中の授乳なしでずっと寝る子もいるかもしれません。夜中あんまりおっぱいが、張るようなら、口にいれてみましょう。寝ながらでも吸ってくれますよ。熟睡しているようなら、軽くしぼった方がいいですね。しぼる時はあまりきつくしぼらない様にしましょう。乳房が切れて血が出たりします。血が出た場合は赤ちゃんにお乳をあげる事が出来ないのでもっと張って痛くなります。

授乳のリズムがついてきたら、赤ちゃん用のお茶やスープ、果汁をスプーンで与えてみましょう。嫌がる様なら、無理強いしないでね。最初はリンゴが飲みやすいみたいです。いきなり、100%は飲ませない様にして下さい。しぼったリンゴ汁に水を加えて薄くして(お茶、スープも同様)飲ませて下さい。ママの手作りが一番良いのだけど、加減がわからない時は市販でも売ってるのも結構美味しいみたいですよ。

予防接種を開始しましょう。

体調がよいときに、予防接種をしましょう。最初は、ポリオやBCGからはじめてみましょう。

3ヶ月健診は必ず受ける様にしましょう。

お食い初め・箸ぞろえ・箸祝いをしてあげましょう。生後100〜110日目または120日目に、赤ちゃんに大人と同じ様な1人前のお膳をつけて、初めてご飯を食べさせるまねをする行事です。

この先、この子が食べる事に困りません様にと願いながら食べるまねをしてあげて下さい。

生後4〜5ヶ月

喜怒哀楽が激しくなってきます。

発育のペースがゆるやかになり、発育グラフが緩やかなカーブになります。

体つきにも個人差がでてきます。ぽっちゃり、細身、小さい子,大きい子、でも、その子なりに成長していれば問題ありません。

ほとんどの子が首がすわります。赤ちゃんを仰向けにし、ママが両手をもって静かにひっぱると、頭がついてくるようになれば、首すわりが完了です。手で支えればお座りする子も出てきます。

早い子では、寝返りをする子もいます。いきなりできるようになるので、転落事故に注意しましょう。ちなみに私の長女はベッドに寝かせていて、まだ大丈夫と思い、ベッドのさくも開けていた所、泣き声が聞こえて飛んで行ったら、寝返りをして下に落ちていました。さいわい、ベッドのすぐ下に大きいクッションを置いていたので、何事もありませんでした。

表情がとても豊かになってきます。声を立てて笑ったり、手足をバタバタして喜んだり、体をそって怒ったり、感情がとても豊かになってきます。

何でも口にいれます。指やつかんだものを、ジーッとみつめ、口に入れて確かめます。回りに危険なものはおかないようにしましょう。

生後5〜6ヶ月

離乳食開始時期です。

大人が食べているのを欲しそうにしていたら離乳食開始です。最初は、思うように食べずに、吐き出したり、口を開けなかったりとイライラすることもあると思いますが、無理強いせず、食べることに慣れさせると思ってゆっくり進めていきましょう。1、2日なら母乳、ミルクで足りますから、体調が悪いときはやめた方がいいですね。

寝返りができる赤ちゃんが多くなります。でも、この時期にできなくても、心配ありません。薄着の時期のほうが動きやすく、寝返りしやすいといわれています。

歯が生え始める子も出てきます。

歯の生え始めは、ムズムズするみたいなので、そういう時期に歯固めをあたえると喜んで噛みます。たまに手をやったりすると噛まれる時もあります。

そうこうするうちにかわいい歯が生えてきます。大体の子はしたの歯からはえてきますが、歯の生え方にもかなりの差があります。おそいほうが虫歯対策の時期がみじかくていいぐらいな気持ちでかまえましょう。

生後6〜7ヶ月

動きが活発になり、行動範囲もかなり広くなってきます。

ママからもらった免疫で感染症にかかりにくかった赤ちゃんも、いよいよ、病気になることが多くなります。最初の熱は突発性発疹が多いです。熱があっても機嫌よく飲み、泣けば、あわてることはないです。ただ、心配なら、日中のうちに小児科にかかっておきましょう。

お座りが少しずつできるようになります。最初は、ふらふらしたり、前にゴツーンと頭を打ったりしたりしながら、少しの間1人でおすわりできるようになります。ソファーに座らせると上手によりかかって、その後、元に戻せないので、ボーとしていて、これまた可愛いですよ。周りに、クッションなどおいて倒れても危険のない様に座らせましょう。

おもちゃが上手にもてるようになります。ぎこちないながらも、おもちゃをつかみ、もちかえたりするようになります。

ベビー用のお菓子なども自分で持って食べれる様に?なめれる様になります。

夜泣きが出る子もいます。今まで、ぐっすり寝ていた赤ちゃんが、急に、夜中泣きだす事もあります。これは情緒が発達してきた証拠です。抱っこして、安心させてあげましょう。のどがかわいていればおっぱいやお茶を飲ませると落ち着く事もあります。しばらく、抱っこしないといけない子もいます。こういうことは長くは続きません。今だけ頑張って下さい。

神経芽細胞腫の尿検査は提出しましょう。

このころ神経芽細胞腫の尿検査があります。まれな病気ですが,かかっていると大変。早期発見できると、治る病気です。面倒ですが必ず提出しましょう。

生後7〜8ヶ月

欲しいものがあると、全身を使って取ろうと必死になります。

人見知りが始まります。知らない人に話しかけられたり、抱っこされると、大泣きする赤ちゃんが多くなります。これは、いつも近くにいるママと他の人を区別することができるようになった成長の証です。ただ、個人差があり、まったく人見知りしない子、いつまでもする子、それぞれです。

一人でお座りができるようになります。長い時間一人で座れる様になります。でも、周りに危険なものがないか注意して下さい。

早い子では、ずりばい、はいはい、つかまりだちができる子もいます。でも、これも個人差が大きいです。あせらないで下さい。

指先が使えるようになります。下に落ちているものをつまもうとしたり、ティッシュをひっぱりだしたりできるようになります。

離乳食は舌でつぶせる程度の固さで2回食になります。舌を上下に動かしてつぶして食べれる様になります。量がある程度食べれる様になればそろそろ2回食です。食べれない子は1回で十分です。食べれる時や食べないなどむらがありますが、無理強いしないで下さい。

生後8〜9ヶ月

自己主張が出てきます。

声で意思表示をする様になります。何か訴えがある時は「マーマー・バーバー・マンマン」など声をだすようになります。機嫌の良い時は1人で声を出して喜んだりします。たくさん話しかけると、たくさんの反応が返ってきます。たくさん話しかけたり、絵本をよんであげたりしましょう。

ストローなども練習すると使えるようになります。最初はパックタイプのジュースで、ママが押してあげる所から始めると良いでしょう。使えるようになるとすごく便利です。

遊び食べをします。手で持って食べたり、皿からかきだしたり、スプーンで食べようとしたり、テーブルの上によじのぼったり興味の輪が広がった分、すごいことになります。遊びだす前に、口の中に入れ、食べなくなったらきりのいいところで片付けましょう。

はいはいが上手になります。後ろに下がったり、たかばいはいはいをしたりと色々なスタイルのはいはいがありその子その子によってさまざまです。自由に動けるようになると、ママの顔や姿が現れないと不安になって激しく泣いて後追いがはじまります。

いたずらが激しくなります。興味を持つものすべてがおもちゃです。ごみ箱、灰皿、引き出し、新聞、ティッシュなど・・・大事な物、危険な物は赤ちゃんの手が届かない場所に置いておきましょう。

体重は、増えなくなります。身長は少しずつ大きくなりますが、体重の増えはあまりありません。よく動く時期でなのであまり心配しなくて良いでしょう。

生後9〜10ヶ月

運動機能に個人差がでてきます。

離乳食は、歯ぐきでつぶせる固さで3回食が目安です。あくまでも食べる子はです。また、よく食べる子はおっぱいやミルクの量が減ってきます。おっぱいも、こういう時期にトラブルを起こしやすいです。あまり、はっているなら、しぼりましょう。スムーズに食べてくれない子だってたくさんいます。あせらずにね。

ママの動作をまねします。バイバイ、イナイイナイバァなど出来る様になり、頂戴、バイバイなどが理解できるようになります。また、マンマやブーブーなどの言葉の意味がわかるようになります。大人の話している言葉を一生懸命まねしようとします。たくさん話しかけたり、絵本をよんであげましょう。

つかまりだちをするようになり、行動範囲がとっても広がります。余裕が出てくると片手でつかまり、もう片手でいたずらします。そろそろ、目線にあるもの、テーブルの角などに注意しましょう。

コップも上手に使える子もいます。ただし、こぼすのも上手でイライラすることも何度もあります。

1人遊びが上手になり、いたずらも上手になります。興味を持つものすべてがおもちゃです。

生後10〜11ヶ月

いたずらが盛んになり、行動する速さもアップし、色々な事をしてくれます。あらゆるものがおもちゃになります。静かになったら危険と思い、常に様子を伺いましょう。

3回食がすすみます。バナナぐらいの過多さは上手にカミカミします。いろいろな食品を取り入れましょう。

両腕の力もかなり強くなり、階段に上ろうとしたり、椅子の上によじ上ろうとしたりします。公園でも、滑り台によじのぼっていきます。暮々も目を離さない様に気をつけてね。

まだまだ後追いが続きます。忙しい時には、ママも泣きたくなります。でもこれは、唯一ママだけを頼りにしているのです。しっかり抱っこしてあげましょう。

そろそろ本格的にコップで飲めるように練習しましょう最初は、うまくいかなくてもしからないでね。

指先が、器用になりまする指先の筋肉が発達することにより、細かい作業ができるようになります。

生後11〜12ヶ月

体重は出生時の約3倍に、身長は約1.5倍になります。

お昼寝が1回になります。朝夕で寝ていた赤ちゃんも、まとめてお昼寝をするようになります。ただし、まったく寝なく、夕方ぐずる子もいるので、朝、早く起こして、お昼に眠くなる様なリズム作って下さい。

大人の言う言葉がわかるようになります。特に、「ダメ」とかの禁止の言葉は理解できます。子供が混乱しないように、本当にいけない事だけを伝えましょう。

前の上歯が生えてきます。ちょうどこのころ、4本ぐらいになります。個人差が大きいですので、はえていないからといってあせらない事です。

虫歯予防に、ぬらしたガーゼで食後ふいてあげましょう。

赤ちゃん用のはぶらしを与えると必ず口に入れるので、おもちゃ間隔で遊んで、虫歯予防にもなるので一石二鳥ですよ。