症状から1つの病気の疑いがあります。

中耳炎

ウィルスや菌が中耳まで入りこんでおこる病気です。特に生後6カ月から小学校に 入るくらいまでのお子さまに多く、何度も繰り返してかかることがあります。

ウィルスや細菌が耳に入り、「中耳」という部分に炎症をおこし、膿(うみ)などがたまります。

高熱、耳だれ、耳の痛みが主な症状です。赤ちゃんの場合、耳の痛みを伝えられません。機嫌が悪い、耳にさわるといやがる、首を振るなどのしぐさがみられたら要注意です。

鼻水はこまめにとってあげることが大切です。耳を痛がるときは、冷たいタオルなどを耳の後ろに当ててあげると楽になります。

抗生物質は医師の指示どおり、残さず最後まで飲ませましょう。しっかり治療しておかないと、慢性化することもあります。また、かぜがきっかけとなることが多いので、かぜを長引かせないようにすることも大切です。