症状から1つの病気の疑いがあります。

はしか

高熱が数日続き、赤い発疹が全身にひろがります。乳幼児がかかると重症化しやすいので、予防接種をおすすめします。

非常に感染力の強い、麻疹(ましん)ウィルスの感染でおこります。1〜6歳の時期がいちばんかかりやすく、1歳前でも感染の危険はあります。

発熱などかぜ症状からはじまり、3〜5日目で熱が下がってきた頃、頬の内側の粘膜にコプリック斑(はん)という小さな発疹があらわれます。その後、再度高熱が出て、顔や首、胸などに赤く盛り上がった発疹があらわれます。

全身の症状が強いため、経過をしっかり見守ってください。水分補給はこまめに行い、部屋を加湿するのもよいでしょう。体力を消耗するので、少し良くなったからといって無理は禁物です。

感染力が強いため、幼稚園などでひろまることがあります。1歳をすぎたら早めに予防接種を受けておいた方が安心です。